新島襄渡航150周年記念事業「碑前祭」

写真「新島襄寄港記念碑」に献花する大谷総長

 6月15日、学校法人同志社大谷實総長を始め、同志社校友会および学校法人同志社関係者等67名の方々が風間浦村を訪れました。
 学校法人同志社は、今回創始者である新島襄先生が、1864年6月14日、志をもって、国禁を犯してまで函館から渡航して、今年が150年目の記念の年にあたることから、「新島襄の足跡を辿る」碑前祭ツアーを企画し、全国の校友・同窓が参加して、6月14日には、函館で、15日には風間浦村において、記念碑を守り続けている函館市民や風間浦村民と共に150年前の新島の思いを偲ぶ碑前祭を開催しました。
 今年の碑前祭は、新島襄が下風呂に寄港してから150周年というこで、同志社校友で青森市在住の樋口宏さんから、八重桜の苗木2本の贈呈をいただき、寄港の地碑周辺に植樹をしました。
 また、当日は生憎の雨模様ではありましたが、下風呂の海峡いさりび公園内にある新島襄寄港の地碑の前において、「碑前祭」が開催され、飯田村長の挨拶、大谷総長の献花と挨拶に続き佐藤同志社校友会青森県支部長の挨拶がありました。
 その後、村内関係者と同志社関係者による賛美歌、風間浦村民歌、同志社カレッジソングの演奏が行われました。
 碑前祭終了後、会場を風間浦中学校に移して、参加者による「午餐会」が行われました。
 午餐会では、学校法人同志社より、150周年を記念して、新島襄が、アメリカを渡るために、函館から上海まで乗船したベルリン号の復元模型の贈呈式が行われました。
 また、同志社と風間浦村の交流事業にご尽力された同志社校友会の初代青森県支部長故樋口喜四郎氏・同二代支部長故佐藤嘉悦氏・同三代支部長徳弘篤介氏・同志社青森同窓会長濱田秀子氏の4名に、飯田村長から感謝状と記念品が贈られました。
 その後、和やかな懇親が行われ、中村同志社校友会副会長、玉村道支社同窓会長及び同志社佐藤青森県支部長の挨拶があり、結びに木村同志社中学・高等学校長の閉会の挨拶で盛会のうちに「午餐会」が閉会となりました。
(平成26年7月「広報かざまうら」より)